嫌われたくなくて、本音を言えなかった話

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演じてしまう女

嫌われたくなくて、本音を言えなかった話

昔の私は
本音を言うのが苦手だった

嫌だと思っても言えない

やめて欲しいと思っても言えない

寂しくても言えない

もっと会いたいと思っても言えない

私を優先して欲しいとも言えない

一番になりたいとも言えなかった

なぜなら

本音を言ったら嫌われると思っていたから

重い女だと思われるかもしれない

面倒な女だと思われるかもしれない

こんなことを言う女は嫌だと思われるかもしれない

最悪の場合
別れを切り出されるかもしれない

そう思うと
何も言えなくなった

だから私は
良い女でいようとした

平気なふりをした

分かってる女のふりをした

でも本当は
全然平気じゃなかった

私が思っていた良い女

当時の私が思っていた良い女は

  • わがままを言わない女
  • 彼を優先する女
  • 文句を言わない女
  • 応援してくれる女
  • 重くない女
  • 自立している女
  • 支える女

そんな女性だった

彼が嫌がることはしない

彼が心地良くいられるようにする

彼の負担にならないようにする

それが愛される女だと思っていた

でも今思うと
私は大きな勘違いをしていた

相手が心地良い環境を作ることは
自分を押し殺すことではなかった

相手の望むことを全部やってあげることでもなかった

それなのに私は
自分を消すことを愛情だと思っていた

正直に言えば

愛されたいから我慢していただけだった

本音を言えない女が苦しくなる理由

本音を言えない恋は苦しい

なぜなら
自分の中にある感情が
どんどん溜まっていくから

嫌だと言えなかった気持ち

寂しいと言えなかった気持ち

もっと愛して欲しいと言えなかった気持ち

私を選んで欲しいと言えなかった気持ち

それは消えない

言わなかったから無かったことになるわけじゃない

むしろ言えなかった本音ほど
心の中で大きくなる

そしていつの間にか

なんで気付いてくれないの

私ばっかり我慢してるのに

私はこんなに頑張ってるのに

そういう気持ちに変わっていく

でも相手からすると
何も言われていない

だから分からない

ここでズレが起きる

私はこんなに我慢している

でも相手は
私が何を我慢しているのか知らない

だから私だけが苦しくなる

我慢は優しさではなかった

昔の私は
我慢できる女が良い女だと思っていた

でも違った

我慢し続けた私は
優しい女ではなかった

ただ嫌われるのが怖い女だった

本音を言わないことで
相手を思いやっているつもりだった

でも本当は
自分が傷つきたくなかっただけだった

嫌われたくない

重いと思われたくない

捨てられたくない

その怖さを隠すために
良い女を演じていた

でも演じれば演じるほど
本当の私は置き去りになっていった

相手の前にいるのは
本音を隠した私

平気なふりをしている私

物分かりの良いふりをしている私

そんな私を好きになってもらっても
心の奥では満たされなかった

だってそれは
本当の私じゃなかったから

本音を飲み込んだ結果

本音を飲み込んでいると
いつか必ずどこかで爆発する

私はそうだった

急に怒る

急に不機嫌になる

急に責める

急に試す

相手からしたら
本当に意味が分からなかったと思う

でも私の中では
ずっと前から溜まっていた

寂しかった

苦しかった

もっと見て欲しかった

私を一番にして欲しかった

でもそれを言えなかった

だから私は
やってはいけないことばかりした

気を引くために
他の男の存在を匂わせたり

本当は別れたくないのに
別れを匂わせたり

わざと不安にさせようとしたり

今思えば
かなり面倒くさい

でもその時の私は必死だった

ちゃんと言葉にできないから
遠回しに気付かせようとしていた

本当はただ

嫌だった

寂しかった

もっと愛情が欲しかった

私を一番にして欲しかった

それだけだった

相手が欲しかったのは我慢じゃなかった

考え方が変わったのは
相手が求めているものに気付いたから

相手が求めていたのは
私の我慢じゃなかった

相手が知りたかったのは
私の本音だった

何が嫌なのか

何が寂しいのか

どうして欲しいのか

何をされたら嬉しいのか

それを知らないままでは
相手も私を大切にしようがない

私は勝手に我慢して
勝手に苦しくなって
勝手に爆発していた

それで愛されないと嘆いていた

なかなかの自作自演だったと思う

痛いけど
ここを認めないと変われなかった

本音を言うことと重い女は違う

ここは間違えないで欲しい

本音を言うことと
感情をぶつけることは違う

寂しいな

会いたかったな

それは嫌だったな

もう少し大切にして欲しかったな

これは本音の共有

でも

なんで分かってくれないの

私を不安にさせないで

全部あなたが何とかして

私が苦しいのはあなたのせい

これは感情処理の丸投げになりやすい

本音を伝えることは大事

でも自分の不安を
全部相手に背負わせるのは違う

だから必要なのは
我慢ではなく伝え方

責めるのではなく
共有すること

試すのではなく
言葉にすること

察してもらうのではなく
ちゃんと差し出すこと

今日からできること

本音を言うのが怖い人は
いきなり全部を言わなくていい

まずは小さく出せばいい

例えば

  • それは少し寂しかった
  • 本当は会いたかった
  • そう言ってくれると嬉しい
  • それはちょっと嫌だった
  • もう少し優しく言って欲しかった

このくらいでいい

ポイントは
相手を悪者にしないこと

あなたが悪い

なんで分からないの

そう言うと喧嘩になる

でも

私はこう感じた

私はこうしてもらえると嬉しい

こう言われると安心する

こう伝えると
相手も受け取りやすくなる

本音は武器じゃない

相手を責めるために使うものでもない

本音は
二人が近づくための材料

だからこそ
隠しすぎると関係は深まらない

本音を言って嫌われるなら

私は今なら思う

本音を言って嫌われるなら
そこまでの相手だったのだと

もちろん言い方は大事

何でもぶつければいいわけじゃない

でも自分を曲げて
自分を押し殺して
相手に合わせ続けないと続かない恋なら

それは私の人生に必要な恋ではなかった

恋愛は
自分を消して続けるものじゃない

愛されるために作ったキャラクターで
一生過ごすなんて無理がある

そのうち必ず苦しくなる

だから私は
本音を言うことを怖がりすぎなくていいと思っている

ちゃんと伝えて

それでも向き合ってくれる人を選べばいい

まとめ

嫌われたくなくて
本音を言えなかった頃の私は

良い女を演じているつもりだった

でも本当は
怖くて自分を隠していただけだった

我慢すれば愛されると思っていた

でも我慢は
愛されるための努力ではなく

自分を消す行為になっていた

本音を言うことは
重い女になることじゃない

嫌なことを嫌と言うことは
愛を壊すことじゃない

むしろ本音を言えないまま
不満を溜めて爆発する方が
ずっと恋を壊してしまう

少しずつでいい

嫌だった

寂しかった

嬉しかった

会いたかった

そう言える自分に戻っていけばいい

愛されるのは
完璧に演じた良い女じゃない

本音を持っているあなた自身

そこを隠し続けなくていい

もし今のあなたが

本音を言えずに苦しんでいるなら

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